星を追う子ども
新海監督の五作目を、DVDで観る。
これだよ、ジブリアニメに求めていたものは! じゃなかった、噂通りジブリまんまだ。出演も入野自由や島本須美だし(笑)
『風立ちぬ』じゃないけど、この作品も二番煎じ感が拭えない。光る鉱石や遺跡の守り神、みんなジブリがやってることだ。違いと言えば、綺麗な背景とリアルな武器くらいだろうか?
出演者がみんな声優なのは良かった。物語にぐっと引き込まれるし、『風立ちぬ』のような朗読感はない。ストーリーがもっと良ければ、たとえジブリっぽくても突き抜けていたかもしれない。アスナのキャラも、個人的には魅力的だった。
タイトルに『星』を入れる意味は、あまり感じられなかった。新海アニメは皆タイトルが魅力的なので、これはちょっと残念だった。
空飛ぶ荘厳な船で『ウインダリア』を連想してしまったのは自分だけだろうか? あと、異世界でなぜに箸? と突っ込みたくなった(笑)
これで新海アニメはほとんど観た。後日、監督のコメントも観てみよう。