ロストカラーズ

★★★★★
クリア後の感想。
自転車創業のゲームをプレイするのは、”あの、素晴らしい　をもう一度（以後、あのすば）”に続いて２作品目。”あのすば”では、ＡＮＯＳを使いこなしきれなかった感があったが、この作品は見事にＡＮＯＳの名を高めたと思う（ＡＮＯＳ２作目の”空の浮動産”は未プレイだけど…）
ゲーム自体の感想としては、まず謎解きが面白かった。やることは、選択肢と記憶管理の組み合わせを考えるだけだけど、テキストをよく読まないとうまく解けないようになっている。最後には、衝撃の真相が明らかになって、ストーリーとしても面白い。
残念な点としては、人が大量に死ぬことと、それをもたらした真相（最後に明らかになる）が、その犠牲と比較すると軽すぎるように思えることである。
このゲームは、新品で買ってもAmazonで\2,940である（本日時点）。中古で買うと、バージョンアップの必要があるかもしれないので、この値段なら絶対新品で買った方がいい。というのも、たとえ新品で買ったとしても、謎解きに行き詰まったときはバージョンアップの必要性を最初に疑ってしまうからである（当事者は語る。ああ、恥ずかしい……泣）。総合的に考えると、値段以上の価値がこのゲームにはあると思う。

ロストカラーズ