つっとむのネタバレ日記(はてなダイアリー時代)

ケータイ片手にゲームを楽しむ、つっとむのリアルタイムゲーム日記です。 その瞬間の感想をそのまま投稿しているので、ネタバレ内容を含んでいる可能性があります。

あの、素晴らしい をもう一度

★★★☆☆
クリア後の感想。
主人公とプレイヤーが、同じように経験を重ねていくのが面白い。プレイヤーは、何の知識もなくゲームの世界に飛び込むが、主人公もまた記憶喪失で何もわからない。そして、主人公とプレイヤーはゲームの中で一緒に経験を重ね、バッドエンドを迎えてもそれを失わない。二周目以降では、「過去の記憶が…」と言いながら、危機を回避しちゃうのである。
ゲームの作者は、このシステムをアノスと呼び、多層的立体的と説明する。もしそうであれば、下層ほどボリュームを増やさなくてはならないはず。作者の苦労がうかがえる。
このゲームの難点は、10時間くらいで終わってしまうので、ボリュームが少なく感じることと、内容が少し難しいため、理解するのに時間がかかったことであろう。裏を返せば、クリア後にじわじわとくるゲームであった。
発売当初の2002年は、定価\2,800であったが、生産が終了した現在は、\5,000以上で取引されている。内容的には、\4,000以上ではちょっと高いかナと思った。
あの、素晴らしい をもう一度